Windows 10 標準の OpenSSH に移行するのに苦闘した話

OpenSSH for Windows

つい先日まで、OpenSSH を Win32-OpenSSH からダウンロード・インストールして使用していました。
April 2018 Update で OS に組み込まれたのは認識していたんですが、手動インストールしたものと競合してしまうのが嫌で [設定 > アプリ > オプション機能の管理] からアンインストールしていました (今思えばこれがまずかった) 。

OS 標準の環境に移行できない

結局、「自分の一般的な使用方法だと発見されていないバグには出会わないだろう」と思い、OS 標準のものに移行しようと設定アプリから再インストールを試みたものの、何回試しても “OpenSSH Authentication Agent” サービスが登録されない。

設定アプリの不具合かと思い、dism.exeAdd-WindowsCapability でインストールするコマンドを叩いてみても、サービスは登録されない。
他のサービスと競合しているのかと思い、偶然見つけた SSH Server Broker / Proxy サービスを削除してからインストールしても結果は同じ。
(後から検索した結果、SSH Server Broker / Proxy は UWP アプリ開発に関係するツールのようでした)

Win32-OpenSSH を使おうにも、実行ファイルや環境変数は既に削除済み。また手動で設定するのは面倒だし、何よりシステムが期待通りに動いていないのが気持ち悪い。
OS のクリーン インストールを覚悟しましたが、アプリや設定を保存したまま OS 領域だけ初期化する方法をググった結果、とても良い方法を見つけました。OS の上書きインストールです。

初めての OS 上書きインストール

参考ページ: windows 10 上書きインストールでアプリやデータを引継ぐ | パソブル]

上書きインストールを実行したことで、無事に “OpenSSH クライアント” をインストールすることができました。
インストール完了の時点で機能もインストールされている状態になると思い込んでいたので、サービス一覧に無くて焦りましたが、設定アプリから追加したらサービスも追加されました。アプリを引き継ぐ設定のため、オプション機能のインストール状態も引き継がれたのでしょうか。

今回初めて OS の上書きインストールを実行しましたが、とても楽でした。クリーン インストールと比べるとだいぶ時間を短縮できるので、システムの不調を感じたときはまず上書きインストールを試そうと思います。
ただ、想像していたよりインストール時間が長かったので、早く結果を知るためにも “重要な更新プログラムをインストールします” の項目は [今は実行しない] を選択するのが良いかもしれません。アップデートはどのみち後から実行しますからね。